やはり専門的な知識っていうのを伝承していかないと駄目だと思って

いらっしゃいませ。こんにちは。

●布団屋さん

そうなんです。寝具専門店になります。
今時はかなりね。店舗が減ってるみたいなんですけども、やはり専門的な知識っていうのを伝承していかないと駄目だと思って頑張っております。

●お店はいつから

ええと、うちの創業は昭和21年か。
その時はまだ個人のお店だったんですけども、昭和23年の4月に法人化になりました。
父がちょうど戦後ね。この地域で営業しておりましたんで、二代目になります。
そう昭和二十年代、それから昭和三十年代くらいまでは、綿わたを中心に展開しておりましたけども。
まあ言うたら石油製品、テトロン綿とか、そう言った物が出来てから、いろんなこう多様的な寝具が出てきました。
今では高級寝具といわれてる羽毛布団、掛け布団は羽毛布団、それからあとは羊毛とか、いろんな素材が出来ております。

敷き布団はやっぱり五六年、掛け布団でやっぱり八年くらいかな

打ち直しいうのは、もともと綿っていうのは貴重品だったもんで、新しい綿を何回も打ち直しして、そいで使っていくって言う時代が今でも続いております。
ただ今は綿自体が、あんまり高くなくなってきたんですけども、それでもやっぱり思い出の綿とか、ご婚礼のときのお布団とか、そう言った物を打ち直しして、今、使い勝手の良いような仕立て直しと言うことで利用されてる方が多いです。
敷き布団はやっぱり五六年、掛け布団でやっぱり八年くらいかな。に一回は打ち替えて、側もさらにして、それで利用される方が多いです。
私が全部取りに行って、出来上がったらお届けに上がると言う形にしております。
お布団はなかなか大きいですから、持ち運びは大変ですからね。

お客さまに健康管理。それから健康維持て言うことを頭に想定して販売しております

使う方の健康維持。
今、結構長寿社会ですから、健康で長生きを。こちらの方が提案と言うことでお薦めしてるんです。
と言うのは、量販店で売ってるお布団って言うのは、結構テトロン綿を中心に展開してるお布団、安く出来上がるんです。
そうすればテトロン綿で寝るって言うことは、身体中にテトロンを巻き付けて寝るみたいな形で、蒸れちゃう。
それから、夏は暑い、冬は温かくない。
だけど安価に出来上がるから、まあ言うたら、そこで買って失敗したなって言うお客さんもいらっしゃる。
だけど専門店として、お客さまに健康管理。それから健康維持て言うことを頭に想定して販売しております。

寝てる間にまあ言うたら細胞の活性化と、それから免疫能力が高まる。
熟睡度によって、寝る質によって、その方々のいわゆる、どう言うんですか、再生する能力が変わってきます。
やっぱり熟睡が、まあ寝る質が良ければ、前の疲れも取れるし、それから今の免疫能力も高まると。病気になりにくい身体になっていくと。

そのお客さまのお話を聞きながら、この方でしたらこう言ったお布団をお薦めするとか

私みたいにちょっと肥満系の人とあなたみたいに細い方と、いろいろ体質体型もう全然違ってくるんですね。
そうするとそのお客さまのお話を聞きながら、この方でしたらこう言ったお布団をお薦めするとか。
細い方で冬寒い時には、低血圧の方言うのは、入った時に暖かくなってすぐに熟睡に入っていける方法を、いろんな方法をアドバイスさしていただいております。
それが専門店としての生きる道なんです。

まず汗を吸う。それから通気性の良い寝具。これが一つの共通項になっております

夏の薦める布団は昔ながらの麻。麻の繊維。
一つは特徴としては、共通項としては、まず汗を吸う。それから通気性の良い寝具。
これが一つの共通項になっております。
背中が蒸れない。上も蒸れない。
そうすると汗が出て汗がスッと引くって言うことは、気化熱で身体を冷やすという。
冷やすっちゃおかしいですけども、暖まった身体を。
まあ言うたら、ちょっと気化熱によって温度を下げると言う形ですから。
そこに反対に蒸れちゃうと、熱が籠もっちゃうんですね。
そうすると熟睡度が下がって、朝、疲れたような状態で起きるという形で。
一つも疲れが取れないです。
と言うのは、背中が蒸れると寝返りをたくさん打つんです。
そうすることによって、まあ言うたら深い眠りが浅くなっちゃって、寝てる時間は長いんだけども良質な眠りにはなってないんです。

タイマーで入ってから30分くらいでもう切れるようにしといてください

電気毛布はですね。
入った時に温いか温ないかって言うところで、電気毛布を利用アドバイスします。
ところが電気毛布を付けっぱなしにして寝ちゃうと、身体の水分がどんどん蒸発していって、血中濃度が上がっちゃうんです。
と言うのは、血液がドロドロになっちゃって、いわゆる身体に非常に悪い状態になっている。
だから朝起きた時は喉がカラカラ。
だけどほんとにそれで熟睡出来てるかどうかは疑問になります。
そやから入った時に低血圧の方とか寒がりの方は、タイマーで入ってから30分くらいでもう切れるようにしといてください。
それともう一つは人間の能力言うのは、自分で身体を暖める能力がどんどんどんどん電気毛布によって低下していくんです。
電気毛布が無ければ自分の身体を暖めるって言う能力が下がっていきますので、やはりそれはね。今言うたように身体を鍛えるって言うことで。
30分以内に切れるようにアドバイスしております。
人間の身体は36度で保とうと言うね。能力は必ず有るはずなんです。
だけどそれがなにかに頼ってしまうと、その能力がどんどんどんどん低下しちゃうから、それはやっぱりね。お客さまにはアドバイスさしていただいております。

温かいミルクをちょっと飲んで、身体を暖めて寝るって言うことをお薦めしております

寝具の前に、寝付きの悪い方言うのは、体温をまずお風呂で上げて、それからあとは冷ます時に眠りに入るんですね。
だからお風呂に入ってすぐ寝ちゃうと、いわゆる、まあ言うたら交感神経が働きすぎて興奮状態になっちゃうから寝にくいんです。
お風呂に入って身体がちょっと冷えた時期にお布団に入ると。
それとその前にいろんな頭の中に今日有ったことをどうやこうやと気に悩んで寝れないって言う方も多いんで。
そんなときは、まあ言うたらヒーリングというかそう言う曲を聴いたり、ハーブでちょっとね。気持ちを癒やしたり。ミルクを飲むとか。いろんな方法で眠りを薬以外で誘うことを勉強した方が良いと思います。
その後、寝具で健やかに寝れるような状態に持って行くって言うのが、お薦めです。
ただよくね。勘違いされてるのは。
眠りが深くなるように、お酒を飲んでから寝酒をして寝ようと言うた方がいらっしゃるんですけど、非常に反対のことを行ってるわけなんですね。
寝酒を飲むと反対に血流がすごく良くなりますから、反対に覚醒しちゃうんです。
だから私がよく言うんは、温かいミルクをちょっと飲んで、身体を暖めて寝るって言うことをお薦めしております。
睡眠のお手伝いするのが良質な寝具です。

私がいったん使って、これが良いなと思うのはお客さまにお薦めしております

私が、新しい商品が入るたんびに、私が一応使っております。
使ってて、私、ああこれは素晴らしいって言うのは、お客さまへどんどんアピールしていく。
私が使っても無いのにこれが良い良いじゃなくて、素材と、それを確信しながら私がいったん使って、ああこれが良いなと思うのは長期定番としてお客さまにお薦めしております。
私の居る当店の福助わたふとん店にお越し願って、買わなくても良いですから相談でも気持ちよくお応えいたします。

●ありがとうございます

ありがとうございます.