うちお年寄りの方多いから、皆これ1つでちょうど良い大きさで

いらっしゃい。毎度。
いらっしゃいませ。

●ミヤツジさん、創業は

そうですね。何年やったかな。
29年、30年目になるかな。
節目。そうですね。

●こだわりは

まあ国産の野菜で。

●タマネギが

ああ、これですか。
そうですね。これはもう直接南あわじから来るんで。
その農家さんと、この値段でって言うて話しして、入れてもらってるんです。
これ以上やったらもう要らない。

甘い。
そうですね。まあだいたい、うちお年寄りの方多いから、皆これ1つでちょうど良い大きさで。
だから皆さん、だいたいスライスで食べはる。
そうスライスしてもらって、まあちょっと水で洗って、そのままざるに開けて、30分ほど置いてもらったらこの甘みが出て来るから、美味しいんです。

そう言うの使わずに。ほんと自然に有るものだけで

これは梅なんです。飾りじゃないです。
これはお客さんからの注文で、うちは、なんて言うんですか、決まった山の決まった梅のみで。
産地と生産者。
うちなんかは、よそと違って大っきな店じゃ無いんで、あんまりいろんな梅扱ってね。まあお客さんに迷惑なこと有っても困るから、もう決まった人のだけで。
シソももう決まった両面紫蘇を1個1個ちぎって、洗って、揉んで、手で揉んで、それで漬けてある。
特殊なちょっと、まあうちもいろいろ勉強してて、お水使わずに。
それはこの辺は、カビが来たらね。あまり良いことが無いとかって言うんで。企業秘密ですね。
そう言うの使わずに。ほんと自然に有るものだけで。
もう化学調味料とか防腐剤を一切無しで、もう全部ほんとに有る物だけで作ってるんです。

何年も何年もこうやっていって、今、何年か前からこれで定着をして

●漬けてもらえるんですか

漬けますよ。
言われたら作ります。
もう決まったお客さんが結構、何というんです、毎年来はるんで。毎年。
私らももうここ1代目なんで分からへんから、いろんな人に聞いて、いろんなことをして、毎年こうねえ。
何年も何年もこうやっていって、今、何年か前からこれで定着をして。
いろんな本とか読んでね。勉強して。味はもう美味しいと思います。
あとこれはシソも全部、自分ところで中央から仕入れてきたシソを、多めにちょっとちぎって手で揉んでるんで。お塩のみで。
これ梅雨が明けたら天日干しして土用干しをするんですね。
土用干し3日間ほどするんです。
それをまたこれを、それが終わったらお客さんところにお届けする。

ちょっと砂糖使われへん方が居てはったら、甜菜糖で漬けたりとかね

ラッキョウも注文いただいたら全部手作りで。
だからまあその人によって、ちょっと甘い目が良いとかね。
今ちょっと糖尿病とかね。あんな方居はったら、ちょっと砂糖使われへん方が居てはったら、甜菜糖で漬けたりとかね。
もうそれこそ、そのお客さんに応じて。
梅干しの方が手間暇掛かるね。
日にちはね。梅干しの方が日数が。
出来上がるまでが見とったらなあかんやから。
毎日コロコロコロコロ転がして、梅酢をこうして。
漬けとうシソなんかで乾いてしまってきたら、カビが来たりする時があるから、絶えずちょっと梅酢に浸しとうような状態で。

これで漬けてったって、うちらって手作りやから出来るんですよね

あと梅酒とかね。梅酒もあるよ。
とにかくこう梅サワーとかね。
梅のお酢。酢で漬けてある。
これ黒酢で漬けてあるんですけど。
飲むんです。
ドレッシングにね。ドレッシングに良いですけど。サラダにかけたり。
前はね。ドレッシングって聞いてた。
今は結構、お酢飲むの流行ってるじゃないですか。
去年初めて自分で作ってみて、自分で飲んでみたら、結構、健康診断の数値が下がってきたりとか有るんで、これ良いなあと思って。ほんで今年。
お酢良いです。
これは黒酢で漬けたりとか、あとはリンゴ酢で漬けたりとか。
うちはお客さんに聞いてから漬けるんで、まあリンゴ酢でしてとか、この酢でしてとかして、持って来てくれたら、それでもしますし。
これで漬けてったって、うちらって手作りやから出来るんですよね。
買ってきた物じゃ無いから。

それでもう、お客さんがこれで良かったら漬けるんです

今年ちょっと初めて甘酢生姜作ってみたんですけど。
毎年うちで自分で作って食べるんです。
それもちょっといろいろやり方を、こう控えといて、今年ちょっと作ってみたら結構評判良くって。
前に、そこの前に。
これはね。四角いバージョン。スライスバージョンとかね。

ちょっと味見してみます。
うち、生姜とかそうですし、ラッキョウとかも味見してもらってるので。
それでもう、お客さんがこれで良かったら漬けるんです。
でないと、口に合わなかったら。
ちょっとこれはスライスの生姜なんですけど、食べてみて下さい。
で半分、ガバッと行ってもらっても大丈夫です。
でこれはコロコロバージョン。そのままでちょっと食べて。
なんか同じ漬け方で同じ生姜やけど、大っきいか小っちゃいかで味が違うんですね。

まあこれの薄いのはちょっと早い目。
これはもう1年くらい置いとけるように。
うちラッキョウもね。2年置いてもらっても3年置いてもらってもね。
色はちょっとは黒くなるんですけど、何でしょう。パリパリ、シャキシャキが。

この人は甘い目とか甘くない目とかね。鷹の爪が多めとか少な目とか

梅なんかでもね。
漬けたらなんか。はじめ値段聞いたら高いかなと。
入れ物に入れてみたら結構量がある。
だからそれのが安かったりね。
だから皆、味見てもらって、気に入ってもらえたら、注文いただいたら。
だからもう毎年こう、ここに名前書いとんですけど。
この人は甘い目とか甘くない目とかね。
鷹の爪が多めとか少な目とか。
書いとん忘れたりするんすよ。そう結果みな書いて。
ほんま、お年寄りの方やったらこれ持って帰るの大変やからね。
ちょっとお家まで時間があれしてる時に、良かったらついでの時に持って行ったげてるとかね。
そう言うのはさせていただいてます。

周りの方にね。何か教えてもらったりすることもたくさん有るんです

夏場なんかはね。冷気入っとったら、出して上げた方が、やっぱり品物悪なります。夏は。
だから全部アイスを引いてるんですけどね。
まあうちアイスを引いても、やっぱりこう暑いからね。今。
でもこう言うのもお客さんとか知り合いの方が、こうした方が良いよとかって教えてくれはったりとかね。
だから周りの方にね。何か教えてもらったりすることもたくさん有るんです。
なんせ良いよって、こうした方が良いんちゃうって言うことは、一回は、一旦はしてみるんさ。
で、もう一つやな思うたらやりません。

その人のやつを美味しいってしてくれはるから、それ終わったらもう締める

それも決まった方の。
だから西砺波のトマトって結構有るんですけどね。
でも作った人によってまた味が違うんですね。野菜って。
その生産者、同じ生産者の人だけで買うんです。
その人が終わったらおしまい。梅と一緒で。その人が終わったらおしまい。
次同じやつでねえ。
買うて味違うかってんって言われたら嫌やし。
ちょっとでもな。そうやってみんな、ネットとかでそんなん調べてはる人も居てるし。
だからお客さんに嘘つくの嫌やから、やっぱしねえ。
その人のやつを美味しいってしてくれはるから、もうそれ終わったらもう締める。
もし違う生産者の人やったらねえ。
いつもとは違うけど良いみたいな言う。

はい。生で食べれる。その人も自信持って作ってはるから

●生で食べれるピーマンが

はい有りますね。もうちょっとしたら入ってくるはずなんですが。
ちょっと前、生のツイって食べれる、その人の同じ人のズッキーニが有ったんです。
もうその点は生で食べれる。えぐみも無いですね。
はい。生で食べれる。
その人も自信持って作ってはるから。
その人も脱サラして、うちと同じように脱サラして、自分でやりはって、まだちょっと間が無いから今大変やろなと思うんですけど。
そのタマネギの人もそうやけど、もう自分で。
その人もサラリーマン経て自分でしてはるから、自分の好み、こだわりも有るし。

綺麗なんじゃ無しに不細工な不揃いがやっぱりちょうど良いみたいです

何かの繋がりでね。繋がってきてね。
私らが探したわけでも無く、何かの繋がりで。
誰かの知り合いやったとか言うんで来はって、ちょっと一回置いてみてくれるとかって言うたら、すごい評判良かったりとかね。
だから常時は無いんですよね。

●ゴボウの笹掻きもお客さまの要望で

ああ最初はそうです。
手作りやし。
手作りであれ不揃いやからね。
ほんだら若い主婦が自分が作ったみたいに思うてくれるから。
綺麗なんじゃ無しに不細工な不揃いがやっぱりちょうど良いみたいです。
それと調子の良い日も有ったら悪い日もあるし、腹が立つ日も有るからね。
ほんとゴボウに入る包丁の入り方が違うんですよね。

うちは常に安心安全で美味しい野菜をお客さまに食べていただこうと思っております。
よろしくお願いします。お待ちしています。