古いですよね。かれこれ100年はなるやろね
こんにちは、おはようございます。キシハラ化粧品店です。化粧品ばっかりやね、資生堂が主です。
カネボウ、あと一般化粧品とか、雑貨物ね、お線香とか。日用品、そうですね。
●かなり昔からこちらでやってらっしゃるんですか?
古いですよね。かれこれ100年はなるやろね。
お義母さんの時代ぐらいからやね。お姑さんになるのかな。
嫁に私が来たわけやから。
●お嫁さんに来られて、もうその時からもう既に化粧品屋さん?
その時は文房具品でしてん。日用品と文房具、学用品ね。
●そこからお化粧品を扱うようになったのは・・
そうですね、まもなく。私が嫁に来てからまもなくでしたからね。
30くらいの時やから60年前ぐらいやね。
●戦後すぐぐらい?
はぁ、そうです。
●その時代っていったら戦争も終わって、日本がこれから元気になっていくっていう時代で、たくさん女の人
が来られて、お化粧品買いに来られてましたか?
はい、どんどん売れてましたね。
●どういうものが人気でしたか?
日用品が主でしたね。
●日常に使うお化粧品?
お化粧品はもうそうですね、やっぱり資生堂のスキンケアっていって、化粧水・乳液、そういうのが多いですね。
●それは今も?
今も一緒です。化粧品ね、資生堂。カネボウと。まぁまぁね。
一緒に探していってますね
●どんな感じでお客様とのやり取りしているんですか?普段。
普段はもう、やはりお肌のお悩みとか、今のお肌の状態聞いたりとか、あと機械を使って肌診断とか、させていただいて、お客さまのお肌に合うぴったりのスキンケアとか、あと、お色ものとか、一緒に探していってますね。
●じゃあ、提案もしてくださるという?
そうですね~。ね?
はい。
奥さんと一緒にお店に来たらすごい元気になって、それで乗り越えられた
●親子さんではないですか?
違います。
●従業員さんにあたる?
はい。
●もうでも長年いっしょに?
長いです。
●何年されてきたんですか?
14年ぐらいかな。
●その前、60年ずっとやってこられて、その歴史があって14年サポート・・
サポートというか、教えていただくことが多かったですね。人生の中で。
●どういうこと?
どういうことって・・・一番しんどかったんが、更年期を無事に乗り越えられた。
なんかもうね、女性特有の更年期が私もきまして、頭も痛くて、顔面神経痛になったぐらい顔も歪んだりとか、ちょっとしんどかった。
寝られなかったんですけど、お店に来て奥さんに、ここが痛いあそこが痛いと言うたら『こうしなはれ』とか頭が痛かったら『頭を毎日ポコポコたたきなはれ』とか色々アドバイスしてくれて、奥さんと一緒にお店に来たらすごい元気になって、それで乗り越えられた。
●ステキなお話ですね。女性特有の悩みは女性でしか解決できないですもんね。
そうなんですよ~ ね。
ほんと、おっしゃるとおり。そのとおりです。
●このお店もそうなんじゃないですか?ほとんどのお客様は女性が8割くらいですかね?男性化粧品も置いてますけど、やっぱり女性がメインで、お化粧品を販売されるだけじゃなくって、悩み相談なんかも多いんじゃないかなぁという気はするんですけど
もう、そのとおりです。もう、ここに来て、お化粧品を買っていただいて、そのあと長~くお話するのが楽しみ。
そう、だから、お化粧品を売るだけの場じゃない、うん。だから心の癒し。私も色々聞いて勉強になりますしね。
自分では良かったなぁという。満足しておりますけども
●お客様からいただくものと、こちらから提供するものってありますもんね。ステキなお仕事。ずっと60年女性の美・健康に関わってこられてどうですか?何かよかったなぁって思うこととか?
そうですね、まぁ、現在に至る、そういうことになりまして、自分では良かったなぁという。
満足しておりますけども。
91歳なるね。今91歳です。
●お着物もね、可愛い、綺麗な。いつもお着物でここにお店に?ステキです、ほんとに可愛いなぁと思って。
そうなんですよ。
ありがとうございます。
●女性の方と向き合ってこられたんだなぁっていうのが伝わります。
そうなんです。で、女性なんですけど、ここの心は、どっちかっていうと男っぽい
だから女性特有のねちっとしているところがないんですよね。
●じゃあお客さんも頼りに?
そう!どっちかっていうとそうですね。
●女性の主人っていう感じで。
ねっ!
そう!です・・ねっ、、ような感じもしますね。そうそうそうそぅそぅ。。。ねぇ。
今度ともよろしくお願い致します。
お願い致します。
みなさん、本日はご苦労様でございました。ありがとうございます。
お客様には感謝の気持ちで毎日
●ずっとお店をやってこられて、これだけはこだわっているということがあれば教えていただけますか?
そうですね、べつに、何にこだわっているということは全然・・
感謝してる、来てくれて感謝してるっていうことはいつも言ってはるね。
あぁ、そうやね。お客様には感謝の気持ちで毎日。そうですそうです、おっしゃるとおり。
でもいっつもね、ほんとにいろんなお店があって、よく、ほんとに昔から、よく教えていただいてたんですけど、
いろんなお店があって、この店にね、キシハラ化粧品店に来てくださる、それだけでもやっぱり感謝。
来ていただくことにねっ?
そうですね。
感謝して、それで快く帰っていただく、また来たいなぁって思われるような接客して、やっぱりそれも心から感謝してお見送り~ねっ?
そうなんです。することでまた次に繋がるって、よーく
小郷さんのおっしゃるとおり。
ね、教えていただきました。
そのとおりです、ね。
●お顔の表情にそれが出てらっしゃいます。
いーえ、今後とも、皆々様よろしくお願い致します。
●こちらこそよろしくお願いします。
本日はご苦労様でございました。
●ほんとにステキです。なんかこうね、市場ならではで、お魚屋さんが隣にあってね、八百屋さんがあってとか、
やっぱりこう、みなさん主婦の方が買い物ついでに、ちょっとだけでも自分のことを考える時間がここで持てるん
じゃないかなぁっていう、そんなふうに感じました。
そうですよね。おっしゃるとおりですよね。
ねぇ、、、和みのね、場所づくりもしたいなぁっていう感じで。ねっ。
今後ともよろしくお願い致します。ありがとうございます。
いろんな人と関わりができて、すごく、奥さんもすごく若返れるね
●ありがとうございます。定休日とかはあるんですか、こちらは?
定休日なしです。年中無休でやってます、お恥ずかしいです。
●このお仕事が趣味みたいな?
そうなんです、はい。
もう、そうですね、もう、生きがいですね。うん。
みなさんのおっしゃるとおり。
そう、もう、ほんとに、あの、この仕事だけ一筋ずっとしてきたので~ね。はい。
でもそれでよかったと思います。いろんな美容部員さんが、若い子もいりゃあ、年寄りもいるんですけど、いろいろ
ね、いろんな人と関わりができて、すごく、奥さんもすごく若返れるね、
はい。そうなんです。ほんとにね、ありがとうございました。よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
●ありがとうございます。もうね、お二人のお人柄だけで、このVTRは完成です。もう、ほんとに、なんかね、
お化粧品って、まぁまぁ資生堂扱ってたらほかもいっしょかもしれないですけど、こちらはお二人が・・
ほんで、たまにお母ちゃんって言うねん。間違うてもて~ほんで、はいはい言うて。なんかお礼に渡すもんない