料理でまた使い道が有りまして、はい、違います

●どのような物を扱ってますか

当店は昆布とカツオと煮干しが、まあ言うたらメインです。
専門店です。
こう言うね。年々減ってます。鰹節の専門店は。

●鰹以外にいろいろ有るんですね

料理の出汁によってね。
普通のこう言うの鰹節を使用したりとか、こう言うね、鯖とか、うるめの出汁を。
料理でまた使い道が有りまして、はい、違います。

●鯖とかはどのようなものに

だいたいあの一般家庭のお出汁です。
簡単に言いますと、煮炊き物とか、うどんとかね。お味噌汁とか、そう言うの。
こう言うね。本節系統は、すましとか、茶碗蒸しとかね、土瓶蒸しとか。そういうふうに。

より一層美味しい出汁出ますわ。香りが見ごたえ有る

●鰹節は贅沢なんですか

いや贅沢なことないですよ。
やっぱし香りが良いからね。

普通、こう言うね。うるめとか鯖とかに、こう言う本鰹をちょっと混ぜてしたら、より一層美味しい出汁出ますわ。香りが見ごたえ有る。

●スーパーで鯖節は有りますか

有りますけどね。
探しましたら。

料理のね。料理によってまあこう言うのを使用したりとか、こう言うね。
鰹節を使ったりとか、料理に使い道、ありますね。

味がちょっと、どう言うんかな。まろやかな出汁が出てね

お寿司屋さんなんかね。こういうふうにね。
こういうふうな血合い抜きのね。マグロなんですよね、これ。
そう言うふうなん、マグロ出汁言う。

しび言うてね。マグロなんです。マグロです。
鰹節をね。とったら。100匹のうちのね。1匹か2匹くらい、こういうふうなんが混ざってるんですよ。マグロがね。

味がちょっと、どう言うんかな。
まろやかな出汁が出てね。

たぶん普通の人はね。ご存じありませんけども。
食べたら分かりますけどね。

あれはどちらかと言えば、普通のね。一般の方でもこだわった人が買いますね

●干し椎茸とか鰹節のかたまりも

置いてます。
あれはどちらかと言えば、普通のね。一般の方でもこだわった人が買いますね。
商売人は、ああ言うのあまり使いませんね。
価格が高いんですね。

●昆布もいろいろ有りますね

産地によってね。形もね。まったく違いまして。いろいろね。
採れる場所によって、出汁昆布とか、いろいろありますね。
煮しめ用とかね。はい、食べる昆布です。

昔ながらのそういうふうなんを作ってますね

作ってるのも有りますし、こう言うようなメーカーから仕入れているのもあります。

●作っているのはどういうものですか

辛口ですね。
今、一般に塩昆布が、甘口の昆布の方、多いので。
昔ながらのそういうふうなんを作ってますね。

だいだいまあ専門店なんで、昆布の。

細汐吹きとかね。だいたい、よく売れてるのこう言うの

●一番のおすすめは

一番、そうですね。
種類が多いからね。

よく売れとるのはこう言うね。こう言うの。
細汐吹きとかね。だいたい、よく売れてるのこう言うの。
まあよく売れてます。

やっぱし上になるほどね。
例えば昆布の厚みが違いますしね。分厚い。
食べた感じもちょっと違いますね。

これなんか、北海道のね。
函館の真昆布言う昆布で、ちょっと採れるん。
ほんでまあ、美味しい。美味しいです。
だいたい塩昆布用ですね。だいたい。

2代目でね。今、たぶん70年くらい昆布屋でやってまして

●最近こちらに移ってこられた

はい、そうです。
2代目でね。今、たぶん70年くらい昆布屋でやってまして。
元々はこのね。下で。

●どんなお客さまが来られますか

平均して、まあ。
男女別ではやっぱり女性の方が多いですよね。
年齢はやっぱし、50代、50代60代70代の高齢の方が多いです。
若い人はもうやっぱりスーパーで買われる方がね。多いんでね。

やっぱし親がね。そういうなんを使ってったら、やっぱり舌が出来る

●ちゃんとお出汁取ると美味しいですよね

数、少ないですね。
比べたら違います。

やっぱし親がね。そういうなんを使ってったら、やっぱり舌が出来る。
味がやっぱりね。分かって。ほんでやっぱり、お子さんもね。やっぱり使われる方が多いです。

いやもう、ほとんど居られませんよ。

もうまいっちゃったんやね。ああもう自然とね。そう言うなん

●良い香りですね

香りて、香りします?

ああ僕は、私らのには、ぜんぜん。
どういうふうなんです。分かりませんけどね。

もうまいっちゃったんやね。
ああもう自然とね。そう言うなん。

いやもう簡単にできちゃうよ。まあ手間暇はそれほど変わりませんけど

●お出汁はどうやって取るんですか

いやもう簡単にできちゃうよ。
別にスーパーでね。買われる。そういうなんと、まあ手間暇はそれほど変わりませんけど。

出汁出すときは最初ね。鍋にね。水を入れて。
ほんで昆布をね。最初ちょっとほこりをね。取り除いて。
ちょっと両面水でサッと洗って。それで最初から昆布に入れて火付けてね。
沸騰したらすぐパッと引き上げて。

鰹が有れば、鰹パッといれて、もう一回沸騰したら火止めて。
5分くらい経てば下にね。沈みますからね。
それでもうちゃんと出汁を、ちょっとこうね。濾してもらったらね。

●あと絞っても良いですか

ああ、普通、絞りますよ。
出したらちょっとね。どう言うんかな。
冷めたらこうね。ちょっとこう押してしますよ。

もったいないから。

まあやってみんとね。してみたらそれほど難しい部分はありません

年々ね。やっぱし自然のね。環境が変わってるんで、昆布とかこういうふうな鰹節も、だんだん年々減ってますよね。
もう毎年毎年ね。やっぱし入っている量は減ってますね。

●お出汁が簡単に取れるならやってみたいです

まあやってみんとね。分からへんから。
してみたらそれほど難しい部分はありません。

まあコツとして言えば、沸騰ね。
沸騰したらすぐに火を止める。止めてそれからもうぐらぐら炊いたらもうあきません。
濁が出てきてね。

しび言うてね。マグロのことでね

●マグロの話がよく分からなかったのですが

これは普通の鰹節。
これはマグロです。

業界物のね。しび言うんですわ。
しび言うてね。マグロのことでね。

こう言うのはほんとのね。専門店でないと置いてません。

やっぱし香りが違いますね。第1に香りが

●削りたては違うんですか

やっぱし香りが違いますね。
第1に香りが。

ほんでね。スーパーとかはね。
色が変わらないようにね。そう言うようなん入ってるんですよ。普通ね。
これがだんだんだんだんね。色が変わってくるんですわ。
だんだん黄色うにね。
それを入れたら色が変わらないんです。

ガスね。こう言うの。
こう言うね。ガス。

色は、色言うか。
口ね。開けたらだんだんと変わりますけども。
そのままなでは色が変わらん。そのままの状態。
ほとんど。

一度売ればもうほんとに一生物やからね

このね。機械でも。
だいたい、今ね。購入するとしたら、だいたい、そやね。軽自動車くらい買えるくらいの。
いやいや、そんなに、うん。
特注ではないんですけどね。まあ、自分が注文してね。
機械屋さんもね。もう今ね。こう言うのね。あんまりね。売れないからね。
一度売ればもうほんとに一生物やからね。

もしあの家庭用で使えるんやったら、なんかこうグルグル回すのもね。あるんです

こう言うのがね。16枚付いとる。
それでね。回転させてするから。
普通のん、こう言うのが1枚しか有らへん。家庭のんは。

今、もしあの家庭用で使えるんやったら、なんかこうグルグル回すのもね。あるんです。
そっちの方が、簡単に出来ますけどね。