1969年なんで何年ですか

いらっしゃいませ。こんにちは。

●美味しそうなお菓子が

ありがとうございます。

●あと買って帰ります

ああそうですか。ありがとうございます。

●創業は

1969年なんで何年ですか。
56、3年4年になるかな。

●長いんですね

そうですね。

●ご主人で2代目

2代目なので、主人の父親がこの商売を始めて。
その時はちょっと4軒ほど山手のところで、宇治川沿いなんですけれども、そこで商売を始めて。
まあ震災を機にこちらの方へ移ってきたような、そんな形ですね。
ここに来てもう20年くらいなりますんでね。

ただただ好きな仕事をさしてもらってる感じです

●奥様はいつ頃から

そうですね。私もそれくらいです。
こちらに移ってくるタイミング、1年前くらい。
ここの前の店に、半年、1年くらい居たくらいなんですかね。

●お菓子のお仕事は

私?
ああ、ええとねえ。
学生時代にケーキ屋さんでアルバイトしたことはありました。

●苦労したことは

そんなに苦労した点とかは無かったですね。
お菓子が好きだったので、もうただただそれだけで。
学生時代からも販売だったので。
だから特に、ただただ好きな仕事をさしてもらってる感じです。

主人がフランス行ってから、ちょっとフランス風の、ちょっと小洒落たというか

●ご主人はどこかで修業されて

そうですね。
大学卒業してから京都のケーキ屋さんで少し修業をして。
それから新神戸になりますけど、クラウンプラザ神戸のとこ、あそこのところで修業を重ねて。
まあそれで行く間くらいにフランスへ少し行って。3ヶ月ほど留学にと言うか。しまして。
で、戻ってきて跡を継いだような、そういう感じですね。流れとしては。
先代の時はもう昔ながらの懐かしい日本の洋菓子という感じだったんですけど。
主人がフランス行ってから、ちょっとフランス風の、ちょっと小洒落たというか、お洒落な感じのケーキも並行で出しつつと言う形ですね。
やっぱりお客さまの層はね。日本のお客さま相手なんで。
完全にフランスで学んだお菓子をそのままするって言うことは、なかなか難しいところはありますが。
好みも違うし、気候も違いますのでね。
ですけど、まあまあ、並行で二つしつつ。
まあそう言うのが好きなお客さまも、もちろんいらっしゃるので。
そういう感じですかね。

もうこれはもう定番の切らすことが出来ない商品ですね

そうですね。
もう先代から長く愛されてるお菓子としましては、この下の奥にありますボストンという商品なんですけども。
一番底にパイを置きまして、スポンジスポンジの間にカスタードクリームで上を生クリームでした、まあシンプルな構成のお菓子なんですけれども。
これはもう長く、好きだと言ってくださるお客さまがあるので、なかなか辞められずに。
夏とかお正月とかで、帰省でこちらの方に実家がある方が戻ってこられたタイミングで、あの懐かしい小さい頃食べてたボストンを買いに来たよって言う形で来てくださるお客さまがありますね。
もうこれはもう定番の切らすことが出来ない商品ですね。有り難い話ですね。

あとはもう人気の商品としてはシュークリームの類ですね。
パイで包んだパイシュー、シューバルカノやシューパリゴー、これはアーモンドのクリームをシュー皮の生地の上に乗せて焼いて、中はキャラメル味のクリームにしてあるんですけれども、この商品なんかが人気の商品ですね。
この商品はもう長く愛されてますね。こちらの方ももうこれも20年以上ずっと出してる商品ですけれども。

純粋に生クリームを巻くだけじゃ無い、あっさりとした和風の甘みも有りますので

あとはそうですね。
人気の商品としては、フワフワ卵ロールという商品なんですけども。
それはもう卵のフワッとリッチな感じのスポンジ、ふあふあのスポンジ生地に白あんとマスカルポーネチーズを合わせた生クリーム、ちょっとあっさりめの生クリームを巻いたお菓子なんですけども。
純粋に生クリームを巻くだけじゃ無い、あっさりとした和風の甘みも有りますので。
これもご進物なんかにもよくお使いいただいてますね。

●黒板にお誕生日を

デコレーションケーキをご予約いただいたお客さまのお誕生日の方のお名前をブラックボードでお知らせをして。
ケーキを取りに来られたお客さまがボードの前でお写真を撮られたりとかですね。
なんかそう言うことで使っていただいてますね。

季節のフルーツなんかを、その時期しか食べられないお菓子の形でご用意してますんで

今度も長く愛していただけるようなお店にしていきたいなあと言う形ですね。
季節のフルーツなんかを、その時期しか食べられないお菓子の形でご用意してますんで
たくさんのお客さまにお越しいただけたらなと思いますけど。
ありがとうございます。

わあっと車が前に止まって降りてこられたのがGACKTさんだったんですね

DVDの特典映像に、ツアー中の先々でその街にいろいろ歩いて、美味しい物食べたりとか観光スポットなんか巡るような、そう言う企画をDVDの特典にお入れになるようなお話しやったみたいなんですけど。全然知らなくて。
朝お電話でスタッフの方からお電話いただいて、今からちょっと取材のような形でお伺いしたいんですけどもって言うことで、お名前全然出されずに電話だけあったんですね。
わあっと車が前に止まって降りてこられたのがGACKTさんだったんですね。
GACKTさんと、あとYOUさんという一緒にツアーなんかで回ったりされてる方なんですけど。二人でいらっしゃって。
ケーキを買われて、ハーバーランドで食べるって言うような、そう言う流れだったみたいです。
ビックリしました。
もうだからほんとにそんなお話し。電話の時はそんなお話しじゃなかったので。
到着して降りてこられたんがもうGACKTさん。
ええ!みたいな感じ。
その時もたまたまお客さまお一人いらっしゃって、お客さまも女性だったんですけど。
その人もワナワナワナワナ。
ええ!みたいな。そんな感じでしたね。
でその時に先ほどもお話しした卵ロールとか、あとシューバルカノなんかも一緒に買われたんですけども。
それから後も何かテレビ番組、関西ローカルのテレビ番組とかでその商品をご紹介いただいて。
美味しかったですってことで、テレビで言うてくださったので。
まあファンの方とかが、まあツアーで神戸にいらっしゃるタイミングでは、ファンの方が来て、なんか食べて行かれる言うような。そう言うような有りがたいことも有りますね。
もうほんとに美しくて。
女性の私が、もうほんとにお肌の綺麗さに、もう陶磁器のようなツルッとしたお顔立ちで、ほんとに素晴らしかったですね。眼福でしたね。
でもう無理にお願いして、サインを一つ頂戴したんですけれど、気軽に応じてくださって。
もうなかなかね。そう言う方なので。
いただけるような方じゃ無いんだろうと思うんですけども。
ちょっと無理を申し上げたら快く受けていただきまして。
店内に飾らせていただいてまして。
いえいえ、ありがとうございます。